脱毛の値段は部位や回数で変わる!自分に合ったプランを組もう
永久脱毛を望む場合は、医療脱毛一択となります。医療脱毛はサロンに比べて非常に高いというのが定説となっていましたが、現在はだいぶ状況が変わってきています。
サロンと同程度の医療機関も登場していますので、永久脱毛を目指している場合は、医療脱毛を選ぶのが得策です。目的が自己処理が不要になること、もしくは無毛状態であるとしたら、その仕上がりにするために通う回数が少なくなるため、結局は医療脱毛の方がお得になります。
医療脱毛の値段は、部位や回数によって異なります。各医療機関のプランを比較検討して自分に合ったプランを組むようにしたいものです。
【照射面積が値段に大きく影響】
医療脱毛で現在主流となっているのは、レーザー脱毛です。レーザーを肌に照射していくことになるわけですが、一度に照射できる面積には限りがあり、装置を動かして照射場所を移動させることで、肌にまんべんなくレーザーを当てる必要があります。
これには技術がいり、時にはレーザーの打ち漏らしが出る場合もあります。クリニックによっては、打ち漏らしがあった場合は無料で後日照射しなおすところもありますが、対応はまちまちです。
面積が広くなると、打ち漏らしがないようにレーザーを照射するのは大変で、時間も手間もかかります。そのため、照射面積が値段に大きく影響します。
現在は医療機関でも破格の料金設定をするようになっていますが、安いのはたいていワキ脱毛の料金です。両ワキが1回500円という医療機関も出てきています。ワキは面積が狭いため、照射時間があまりかからず、打ち漏らしも出にくいため、キャンペーン料金ともいえる格安料金にして顧客が殺到しても、対応しやすいと見られます。
ワキでうまくいった利用者は、たいてい他の部位も試したくなるものです。面積が広い部位で破格の料金設定をした場合は、押し寄せる顧客に対応し切れなくなるでしょう。
両ワキが1回500円としている医療機関も、全身脱毛については初回1回のトライアル料金を49,500円としています。全身とはいえ99倍ということになるわけですが、それもやむを得ないことでしょう。
トライアルですから、打ち漏らしがあったら顧客獲得の機会を失うことになります。全身にくまなく照射するには高度な技術がいりますし、相当時間もかかりますし気も使います。
【都度払いはほぼなく、回数契約】
医療脱毛では、都度払いというのはほぼなく、回数契約をして一括前払いかローン契約するのが通例です。医療機関では、必ず初回カウンセリングをおこないます。医療機関ですから本来は初診料がかかるところでしょうが、脱毛の場合はほとんど初診料は無料です。
医師がカウンセリングを担当することになりますから、相当なコストをかけていることになり、1回限りの利用者に対応する余裕はないものと見られます。そのため都度払いではなく、回数契約したうえでの一括前払いが基本となっているのかもしれません。
回数は、各医療機関が独自に設定しています。3回コースを設けているところもありますが、多くの医療機関では5回コースが最少回数となります。回数が多いコースだと、8回や10回以上というのもありますが、回数無制限コースというのはほとんど見られません。
回数無制限で無期限のコースは脱毛し放題コースとも呼ばれ、利用者からの要望は多いものの、医療機関側からすると採算が取れないため、ごく一部の医療機関しか設定していません。その医療機関では脱毛し放題コースの料金を、5回コースのほぼ2倍にしていますが、利用は絶えないようです。
回数が多いコースだと、1回当たりの金額は安くなる傾向にあります。あるクリニックでは、顔脱毛で5回コースの場合に1回当たり28,860円とし、8回コースには1回当たりの額を25,530円としています。
顔脱毛には高度な技術が必要で、一般的には他の部位より高いですが、回数割引きといったものはあるようです。
【部位による値段の差もある】
同じ面積であっても、レーザーを照射しやすい部位とそうでない部位では、値段が大きく異なる場合があります。ほとんどの医療機関では、部位別に料金を設定していますが、中にはほぼ面積別にしている医療機関もあります。
また、医療機関によって、どこの部位を特に高く設定しているかも異なります。例えば両ひざ下とVIOでは、両ひざ下の方が面積が広いわけですが、大手医療脱毛クリニック5社のうち、2社は両ひざ下のほうが安くなっています。必ずしもどこの医療機関でも面積に比例して値段を決めているわけではありません。
一方で、面積で決めていると見られる医療機関もあります。両ひざ下の値段をVIOの倍以上に設定しているクリニックもあります。
両ワキ脱毛を最安値の部位としている点は、5社すべてに共通しています。まずは両ワキで試すという人が多いからでしょうし、レーザー照射が比較的容易な部位だからでもあるでしょう。当初は両ワキだけ脱毛するつもりだったという人も多そうです。
本当に両ワキだけで済ませられるのであれば、6回で1,000円という医療機関もありますので、大変お得に利用できることになります。体毛が薄くて、両ワキだけ永久脱毛すれば事足りるという人には、願ってもない機会となるでしょう。
効果の高い医療脱毛に取り組む人が大変な勢いで増えているため、医療機関も新たに続々と参入しており、顧客獲得競争が始まっています。低料金のワキ脱毛は宣伝に使われている面もあり、現在は安く利用できる好機と言えます。
【医療機関による差も大きい】
医療脱毛は自由診療であり、値段は医療機関によってまちまちです。顔とVIOを除く全身脱毛5回の料金で最も安いクリニックは、税別で115,000円となっています。医療レーザー脱毛が登場した当初は、100万円単位といった状況でしたから、隔世の感があります。
それからわずか20年ほどでこれほど安くなると、当時誰が想像したことでしょう。現在は医療レーザー脱毛の効果の検証もある程度済んでいますし、レーザー装置も改良され、より高い効果が期待できるようにもなっています。そのうえでこの安さですから、現在永久脱毛に取り組もうとしている人は、幸運と言えます。
この他にも税別で189,000円というクリニックがあり、もはや全身脱毛ですら、ほとんど誰にでも手の届くものとなっているようです。税別115,000円のクリニックは、東京都心にしかありませんが、税別189,000円のクリニックは、北は札幌から南は福岡までの、各主要都市にあります。
都市部の利用者は、破格の料金で全身の永久脱毛ができる状態です。地方では、まだ全身脱毛の料金は高めですが、ワキ脱毛は相当安くなっています。
制限時間内のレーザー照射で、全身のどの部位でも選べるというコース設定をするクリニックもあります。キャンペーン期間内に限られますが、5回で税込み106,725円という安さであり、こうしたプランを望む人には、やはり好機です。医療脱毛クリニックは新たに続々開設されており、さまざまなキャンペーンがおこなわれるようになっています。
永久脱毛をかなえる医療脱毛の値段は非常に高額であることで知られており、敬遠されてきましたが、最近は驚くほど料金が下がってきています。値段はレーザー照射する面積で決まることが多いですが、部位も影響する場合があります。
部位が料金に影響するかどうかは、医療機関によって異なります。ワキ脱毛が最も安い部位であるというのは、どの医療機関でも共通しています。全身脱毛は、都市部では十万円台で可能になっています。各医療機関はキャンペーンを随時おこなっていますので、アンテナを張り巡らせ、お得に利用していきたいものです。